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Introduction

 1971年、東京生まれですが、3~15才の頃は千葉と静岡で過ごし、検見川や浜松には今でも若干土地勘らしきものが残っているせいか、ふらっと戻ることもあったり、なかったり。花見川でのザリガニ釣り、弁天島でのクサフグ釣りが楽しかったかな。

 1986~98年まで、田無に住んでいて、現在は西東京市に名前が変わってしまったものの、その頃は駅前に、今ある西武百貨店のような大きなショッピングモールは存在していなくて、小さな御惣菜屋さんやたこ焼き屋さんが、市場みたいなものを形成していて、風情があったな。

 いわゆる三多摩の特徴として東西に走っている青梅街道と新青梅街道が挙げられ、多摩湖までサイクリングすることも比較的街並みが整備されていることから適度な運動に感じられ、近所の小金井公園で季節の草木を楽しむこともよくあった。玉川上水の桜並木もサイクリングコースとして結構お勧めで、ぶらぶらするのも悪くなかった。

 1999~2002年、江戸川区の西葛西で暮らす機会があり、あの朝晩のラッシュを経験しながら東西線一本で職場や大学院に通っており、ベランダからディズニーランドの花火や東京湾花火大会が見れたのはよい思い出かな。門前仲町の永代橋をぶらぶらしたり、ライトアップされた橋と空のコントラストを味わうことに加えて、隅田川越しに見る高層ビル群に興じることもよくあった。

 2003年前後から千葉に在住しているものの、居住地の説明が結構大変で、A: "白井ってどこ?" 私: "16号の内側" A: "で、どこ?" 私: "柏と成田の間" A: "流山の方か?"といったやり取りは序の口で、終電に乗り遅れて柏からタクシーで数千円とかのいくつかの後日談を抱えながら、現在に至っている。

           略  歴
 1997・3 早稲田大学政治経済学部卒業(一般入試組)
 1997  (株)日本ナレッジインダストリ在職
 2001  文部科学省 統計数理研究所 特別共同利用研究員
 2002・3 早稲田大学大学院経済学研究科修了(修士課程)

           資  格
 2005・11 実用英語技能検定準1級
 2006・2  TOEFL(CBT): 233
 20011・1 TOEIC: 900
 2009・12 ドイツ語技能検定2級

 アレルギー性鼻炎のため、花粉症ならセレスタミンがよく効くのだが、医者が処方するのを渋っており、骨がもろくなることがその最初の理由ではないものの一因に含まれるのだろうと推察している。またペットはいないものの、自転車やPCがペット代わりになっており、PCは8年同じものを利用し、買い換える予定もなく、まだまだ大丈夫と思っていたけれども、9年目で光学ドライブが故障し、パーツのサポート期間が終了していたため、その環境を再構築する必要に迫られる。その結果、AMD機とノートを購入し、技術の進歩を実感することになり、感想 - 10年は長かったな。

 それでは。
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Interests

〖趣味〗 入門書をよむ。パーツを組む。
〖関心〗 オントロジーかな。
〖作家〗 大藪春彦など。
〖映画〗 スティングなど。
〖運動〗 自転車(ママちゃりだけど)
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藤田 宏, 吉田 耕作 [1991] 『現代解析入門』
東工大の先生から「最低限これくらいは抑えておかないとルベーグ積分を勉強したことがあるとは言わない」と、きつい一言をもらった経験あり。今となっては、比較的読みやすく、丁寧に解答・ヒントがついてる事に加え、参考書の欄を探っていけば、さらに理解が深まるか。

Stanley J. Farlow (原著), 伊理 正夫 (翻訳), 伊理 由美 (翻訳)
[1996] 『偏微分方程式—科学者・技術者のための使い方と解き方』
ドリフトのある拡散方程式を解く必要に迫られ購入し、平易な記述に親しみを覚える。類書を併読しながら部分部分の記述を参考にし、解を求める使い方になったが、何分読み易く、初学者向けとの評判に間違いがないことを確認する経過となる。

登坂 宣好, 大西 和栄 [2006] 『偏微分方程式の数値シミュレーション』第2版
本書でバーガース方程式と記されているフォッカー・プランク方程式のドリフト項の扱いに関し参考にする。スキームを走らせまくりたい人向けとの評判に間違いはなく、ペクレ数の説明を含め、解説が丁寧な印象を受ける。

長井 英生 [1999] 『共立講座21世紀の数学 (27) 確率微分方程式』
統数研の先生の前で、内容について毎週報告する時期があった。大学院の帰りに中央図書館で、1hくらいかけレジュメを書き上げ、発表、これは結構きつかった。先生も「きつい!」と言っていた。

小国 力 [1997] 『Fortran 95,C&Javaによる新数値計算法—数値計算とデータ分析』
数値計算の基本的なアルゴリズムを身に付けるため本書を利用する。誤植が結構あるため類書を参考にしながらコーディングすることになったが、読み易い記述が魅力の1つだろうか。

長沼 伸一郎 [2000] 『物理数学の直観的方法』
rotの意味について分かり易く解説している。又、sup、コンパクト、完備といった概念に対し分かり易い記述があるが、経済学に位相空間を適用して喜んでいる学者に対し衒学以外の何者でもないと言い切る所等、好感がもてるコメントが随所に見られる。

篠崎 寿夫, 松浦 武信 [1991] 『現代工学のためのルベーグ積分と関数空間入門』
リーマン積分とルベーグ積分の違いについて分かり易い説明と図解が呈示されている。可測とは何かから把握する必要がある読者にとって大いなる助けとなる記述が豊富に盛り込まれている。

岩田 暁一 [1989] 『先物とオプションの理論』
これは慣れれば何のことはない。有名なブラック・ショールズの導出も、2が概略のみを記しているなら、その3倍くらいは行間を追って、記述。ただ類書は多く、前著『計量経済学』絶版 の方も熟読しておく必要あり。

入江 啓四郎, 大畑 篤四郎 [1964] 『重訂 外交史提要』
一般教養として抑えるべき歴史にすると、愛読者は怒るかもしれないが、過去、外交官試験の対策書になっていたことは有名。つまり、纏まっていて、読み込めば自然に基本が身につく構成。ちなみに僕は、役所嫌い。

Billingsley, Patrick [1995] Probability and Measure, 3rd Edition
統計学の先生に「測度論的確率論がわからない...」と言ったら、この本を紹介される。確かに、この世界を把握したかったのだが、sup, inf の用法から積み上げを図っていたので、簡明な記述に対し、考えること、年単位の時間が流れる。読み始める時期が大切か。

A. Stuart, J. Keith Ord [1945] Kendall's Advanced Theory of Statistics, Vol 1
データ解析の演習で各種統計量に触れるが、ケンドールのτを聞いて以来、もっともソマーズのd との違いから、丁寧に話は進んでいたのだが、一度は読んでおきたいと思っていた。ただ、わざわざ購入して読み込む必要はない、と言う教員もいる。コピーで十分ということか。

Takeshi Amemiya [1985] Advanced Econometrics
グリーンを基礎とするなら、次はこれだろう。もっとも、雨宮先生は大事なことに絞って話を進めておられるので、枝葉の部分は参考文献を何十本となく熟読していかないと、展望に繋がらない。僕は、これ好き。

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