海外発送に手慣れた取次店といったことでAudio Affairを利用したが、24時間以内に発送するといった触れ込みと異なり、メーカー側の供給体制における偶発的要素(つまり突発的な需要に対する数週間の遅れ)に気付いたのは数回のメールでのやり取りを通じてもらちがあかず(そうは言ってもFedExからTNTに配送オプションを変更するといった要望には応じてもらったのだが)、取次店に直接電話で問い合わせをした後のことだった。以下の写真は配送されたスピーカーになる。
音にこだわりコンテンツを楽しめないのは本末転倒だろうといった考えを抱いており、他方ヨドバシ秋葉原店のさわがしい雑踏の中でスピーカーの音の良し悪しを判断するには少々環境が好ましいものではなく、どのスピーカーの音も類似して聞こえていたといった現状を鑑みると(例外はいくつかあったが)、あえてケーブルにこだわる必要はなかったかなと考えることもあるが、Oli10にはスピーカー・ケーブルが付属している訳ではないので、結果的には必要なものを購入していたことになる。以下、それほど太いものではないが、小型のAVアンプ(例えばSA-205HDX)だと、ぎりぎり刺さるといった太さであるSTUDIO497Mk2の写真になる(Oli10にバナナプラグは必要なかった)。
そしてその音に対する評価になるが、費用を考えれば高望みするべきものではなく、その小さなサイズや開発側での位置づけを考えても同様の話になるが、実際、CDからMP3に落とした音源とYouTubeを再生した際に生じる音の深みの違い(あえて言えば)を認識することもあったが(そうは言いながらYouTubeをよく見ているが)、CDとMP3の違いやハイレゾとの区別については大きな差を感じることがなく(情報量として10分の1や数倍といった違いがあることを十分に認識しているのだが)、最初の話に戻るが、普段聞いているALTEC製のアクティブ・スピーカーとの比較が許容されるなら(これも強引な比較であるとの視点を十分に承知しているが)、それぞれの楽器を通じた音が粒としてより明確に認識されるようになったとまでは言い切れるが、それ以上は人によりけりだろうといった感想に落ち着いている。
そうは言っても聞こえた音を視覚化できないかということで(視覚化できるものが全てであるとは言っていない...)、それは集音マイクの質にも依存し、他方で色々課題があることを承知しているものの、以下のフリーソフトを用いてみた。
下段の横軸が音の高低を示す対数目盛になっており、それゆえ低音部のサンプル(下図の左側)がまばらになっており、一方縦軸は音量を示しており、他方上段のグラフは音源の時系列における変動を示している。これをどう評価するかだが、それはスピーカーのみで決定されるものではないのであくまでも例にすぎないのだが、1つ考えていることは、手元の集音マイクでは異なるスピーカーを対象にしていても同一の音源といったサンプルであるならばどれも類似した波形を示しており、もう少し機材を揃えた上でないときちんとした比較は難しいであろうといったことになる(話はこれからか)。
機会が許すならば、この続きを改めて記してみたい。
それでは。
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