共同体を維持するためであろうか国連は内政干渉に
対し否定的な態度を示しているが、各国の政府が、
その市民に対し説明責任を果たし、汚職に対する防
波堤を築き、その個人の自由を保障し、不適切な政
策を訂正し、開かれ繁栄した経済を構築するために、
民主主義を求める姿勢を維持するとするならば、そ
の態度はラディカルだとお叱りを受けることに繋が
るのだろうかと考えるときがある(私はそれでも後
者の指摘を重ねることの積み重ねが肝要だとの考え
を抱いている)。
例えとして適切でないかもしれないが、ナポレオン
は権力を握るために投票を利用したが、その部分的
な民主主義の在り様は、ミャンマーに見られる軍事
独裁政権が選挙を利用したことと適切に比較した上
で考慮される必要がある訳だが、他国にとって攻撃
的な政策が採用される蓋然性を高める方向に作用し
ていないだろうかと考えるときがあり、やはり完全
な民主主義の徹底を求める姿勢が必要とされている
訳だが、その民主主義の体現には複数のタイプがあ
り、例えばアメリカ、イギリス、そして他のEU諸国
におけるタイプの違いや、ウガンダが政党を禁止し
た民主主義を採用していることから理解されるよう
に完全なる民主主義の実現と言ってもその形態につ
いては寛容になる必要があるだろうか。
1982年、アルゼンチンの軍事政権がフォークランド
に侵攻し、他方でサダム・フセインがクウェートに
侵攻したことから理解されるように、平和を希求す
ることと民主主義は重なる一面があるのだが、1980
年代前半、アメリカがニカラグアに対しテロ行為を
行ったこと、西側諸国によりフィリピンのマルコス
が支持されていたことや、インドとパキスタン及び
エジプトとイスラエルの関係から類推されることは
民主主義を採用していれば必然的に平和が訪れると
いった結論には至らないのだが、それでも民主主義
を求め、独裁者に対してはルーマニアのチャウシェ
スクのように法廷で審判を求める姿勢が妥当であろ
うかと考えるときがある。
天安門事件、ポルポトによるカンボジアの中産階級
に対する大虐殺、中国の大躍進政策の失敗、エチオ
ピアの飢餓、スハルトによる東ティモール侵攻とそ
れを容認した西側諸国の対応等から理解されること
は、独裁制に問題があるのではないかといった認識
になり、それと経済問題が組み合わさり現在のチュ
ニジア革命やエジプト革命が説明されるとしたら、
何を後押しすべきかは自明の問題に思われることが
ある。
ここからが今日の課題。
英検対策はWSGREとエッセイ。reverent, 敬虔な、
belie, 〜を誤って伝える、hackneyed, 陳腐な、repine,
不満を抱く、list, 傾くこと、bane, 破滅のもと、impassive,
冷静な、indefatigable, 不屈の、salubrious, 健康によい、等
を周回する必要があるだろう。
伊検対策は作文と聞き取り。作文は伊文筆写30本ほど。
久しぶりに始めたので若干不安があったが、徐々に調子
を戻していけば良いだろう。
明日もがんばろう。
では。
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