新年早々高校時代の仲間と一杯引っ掛ける機会があった
のだが、内部の立場で行うからこそ具体的な提言に繋がる
のであって、外部の立場で行う具体的な提言はその正当性
に疑義が伴うのではないかといったことが話題になった。
例は何でも構わないのだが、例えば大学を例に取れば、
早稲田は叩かれることが多い、それは事実そうであるから
だといった視点に加え、早稲田を叩くことが都合がよいと
考える人々が多いことを背景にしている点が挙げられる。
しかし一年間に10万人近く不合格者を出す大学が一切陰口
を叩かれないことの方が不思議であるといった視点と共に、
その批判が人間の有する陰の側面に起因しているものならば、
それを排除する方向で物事を進めることが健全な議論の在り
様ではないかといった視点には一応の説得力がある様に思わ
れる。
議論を起こす以上健全な内容を志向するのは当然なこと
であると思われるが、その人間が有する陰の側面に起因
しているか否かを、一律的にその人間の経歴に求め、該当
するならば一律的に排除していくといった姿勢は、その
批評の対象の背景にある暗黙の戒律やペッキングオーダー
といったものを無意識に肯定させることに繋がり、所謂、
悪しき伝統といったものが生き残るだけではないのかと
いった問題意識になるのだが、この正月の仲間内での議論
では平行線に終わったことを追記する。
日本語には主導権を左右する人々にとって都合の良い言葉
が存在しており、その一つに「理屈っぽい!」といった評価
の言葉があるかと考えており、理を詰めて否が存在するなら
それを変えていく姿勢が求められてしかるべきだが、その理
を拒否する自由を与えてしまったがために、健全な社会の
発展が停滞してしまう例が何と多いことかと嘆きたくなる
ことが暫しあり、これからやらねばならないことが随分と
増えてしまったかなと理解するしかない現状だ。
機会があればこの続きはそのときに書き記すことにして、
ここからが今日の課題。
英検対策は語彙とエッセイ。WSGREの正答率は、
5/22。parsimonious, 極度にけちな、pedestrian, 平凡な、
perfunctory, cursory, おざなりの、penurious, けちな、
ungenerous, しみったれな、penury, 貧乏、peremptory,
有無を言わせぬ、pernicious, ひどく有害な、petulant,
いらいらした、pied, まだらの、picaresque, 悪漢小説、
petrous, 岩の様な、philistine, 俗物、plethora, 過多、
pithy, 簡潔な、pith, 要点、pique, 立腹、pluck, 勇気、
等で失点しており、周回が必要か。
仏検対策は語彙とディクテ。のんびり進めている
ことに変わりはなく、それは怠惰ではないかとの問い
があるなら、こういった時期もあろうかといった答え
になろうか。
次回の投稿は1/5(水)です。
では。
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