問題の多い発言が続くが、OBにとって早稲田とは何だったのか、パート2。

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 前回の記事で、大学は就職予備校ではないが各種スキル
の養成を支援しないと学力の低下のみならず学生の不満を
増大させるかもしれない(事実、相当数の不満が溜まって
いることだろうが、学生は4年で卒業するといったサイクル
に助けられ、問題は今に至っても解決されていない)と
いったことで締めくくった訳だが、話には続きがある。

 そんなことは一人でやれば良いといったことの中に
大事なことが相当数含まれていることをこれまでの経験
が語るのだが、世の中には教えなくても良いことが沢山
あるといった立場を優先させる方々が本当に多いことに
困惑している。

 例えば、地方には私学蔑視の風潮がある。当人の問題
だから立ち入ることはしないが、東京の感覚で話をして
いるといつの間にか暗に攻められているといったことも
こんな地方の文化を尊重しなかったがために起こる悲劇
である。

 東京に優秀な子供が多いとは思わないが、地方に多い
かと言えばそんなことはなく、何を言いたいかというと、
お互いの地域を尊重し合えば良いといったごく普通の結論
なのだが、それができていない人は数多い。

 それで本題に戻るが、一つのヒエラルキーで物事を
語るのを止めにしようといった趣旨があり、世界には
沢山の中心がありそれで物事が進んでいる、だから日本
にも沢山の中心があることを前提にして議論を進めるの
が今まで気づかなかった日本の良さの再発見に繋がって
良いのではないかといったこと、つまり一つのヒエラル
キーとその対極といった二項対立ではなく、複数の中心
が互いに影響を及ぼしながら、前に進んでいくといった
モデルが説明できることが大きいのではないか、さらに
言うなら、軍隊教育を持ち上げる風潮にそろそろ止めを
さしてあげた方がハラスメントの減少に繋がり精神衛生
上好ましいのではないか、ボス、つまり教員や上司を
中心にしたヒエラルキーで物事を考えるからこの手の
ハラスメントが横行する温床が生まれる訳で、複数の
ヒエラルキーを許容できれば、常に他者の目を意識する
ため、間違いは減少するのではないかと漠然とだが考えて
いる。

 それで本題に戻り早稲田とは何かだが、日本に数ある
大学の中心群の一つにすぎないといった見方に落ち着く
までに暫く時間がかかった、それでもこの学校の欠点は
数多くあり、その他の中心群に欠点がないかと言えば
それは通う者が語り合えば良いことと思われるが、ない
訳ないだろうといった当たり前の結論に帰着される。

 過不足なく説明できたかは読者の皆様に委ねるしか
ないが、少々デリケートな話題を取り扱ったため、うまく
バランスをとることができたかは、これまでにも色々横
やりを入れられる中で眺め考えてきたことなので、まあ
機会を改めて説明するときに任せるかもしれない。

 ここからが今日の課題。

 英検対策は語彙とエッセイ。WSGREの正答率は、
2/11。cadge, mooch, ねだる、brook, 〜に耐える、
boor, 不作法な、broach, 浮上する、calumniate,
slander, 中傷する、castigation, 酷評、caustic,
痛烈な、cajole, だまして〜させる、等で失点して
おり、周回が必要か。

 独検対策は語彙と聞き取り。やや雑に語彙に
取り組んでいる気がしなくもないが、2冊目に
向けて、精進あるのみだろう。

 明日もがんばろう。

 では。

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2016・11・15 改訂
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このページは、Suzuki TakashiがDecember 11, 2010 9:54 PMに書いた記事です。

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