英語よりドイツ語に分かり易い解説が多い、または
フランス語の方に分かり易い解説が多いといったテーマ
があることはこれまでに何度も経験している。そして英語
で説明される世界に踏み込まないことには二進も三進もいか
ない状況に置かれていることもこれまでに何度も経験している。
しかし、その本を読むなら日本語で書かれた本質に近づける
分かり易い本があると言いたくなる時があることも事実である。
学生に外国語を学ばせる動機付けとして、外国語の
テキストの方が分かり易いと説明することは、方便と
してあり得るが、短期間に理論を習得する必要に迫ら
れているならば、和書の役割に一定の理解を示す必要
があり、外国語で学ぶこととアカデミズムを結びつける
必然性が成立しないトピックスが散在していることも
事実である。
外国語学習者として、理論に対する理解を最優先事項に
掲げると、何度となくこの記事のタイトルに提示した様な
テーマが頭の中を駆けめぐることがある。実社会では外国語
の運用力に価値を認めない場面が多々あり、反面外国語の
運用を持ち上げる風潮は後を断たない。
言いたいことは、外国語と日本語の双方で正しく
説明できる力が必要とされており、何故日本語で正しく
説明できる能力が然程評価されないのか、その理由が
分からないといったことになる。
私が見聞した世界で言えば、外国語のテキストの方が
分かり易いと言って紹介されるテキストの多くが分かり
易い理論のみを扱っているか読み易い構成で纏められて
いるに止まり、本当に理論を習得するためには和書を
併せて読み込んでいかないと深みが得られない経験が
多かった。
ここからが今日の課題。
英検対策は語彙とエッセイ。WSGREの正答率は、
11/20。demote, relegate, 降格させられる、simper,
にたにた笑う、atone, expiate, 〜を償う、spendthrift,
浪費家、stymie, 妨害、stygian, 陰気な、destitute,
貧窮の、solvent, 支払い能力のある、sophomoric,
未熟な、succinct, 簡潔な、verbose, 言葉数が多い、
等で失点しており、周回が必要か。
仏検対策は動詞の活用とディクテ。今回はかなり
のんびりしたペースで進めることになったが、こんな
時があっても構わないだろうと考える時がある。
明日もがんばろう。
では。
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