テーマとして難し過ぎないものを選択し、一定の期間内
に成果に繋がれば良しとするといったことを普通の人なら
考えるだろうと僭越ながら想像しているが、それに対し異論
を唱えるつもりはない。
そして工学的手法を用いたものや実証的分析を加えた
ものが成果を量産しやすいことを否定するつもりは全然
なく、合理的な発想だろうと考えるときもある。
短期の成果を求めるせいだろうか視野が狭くなりやすい
ことに対し別段口を挟むつもりもない。そして割り切ること
が成功を呼び寄せるなら、それはそれで良いではないかと
考えることもある。
僕が大学に入学した頃は大学に対するメディアからの
バッシングが凄まじく、今でも変わりはないが、20年間
の在任中に亘る仕事が学内の紀要に数本論文を投稿した
程度である教員が数名いるといった事実をもとに大々的
に記事が展開されていた。
当時は研究もしくは仕事とはそんなものかと考えていた
が、今はその立場に変化がある。つまり学会発表、論文の
投稿を量産しやすい分野を選ぶことは賢い選択であるし、
それ自体何ら問題のない行為であるが、皆がそうなったら、
それは違うだろうと考えている。ガラパゴス化とは異なる
多様性の担保の役割を誰が果たすのかと問うならば、それは
知識階級がリスクを負いながらも果たさねば、世の中はうまく
回っていかないのではないかと考えるときがあるからだ。別に
選民思想に影響されている訳ではないので誤解なきよう。
そうは言っても人には生活がある、誰しも賢明な選択をし
成功したいだろう。それをとやかく言うつもりはない。しかし
それは僕の立場ではない。この発想は法学部出身者には理解
され難く、つまり司法試験の採点が多数解答に好意的で少数
解答にはそうでないよう教育を受けている現状では、誰しも
立ち回る技術を意識せざるを得ないときがあることに異論を
唱えるつもりは今のところない。
ここからが今日の課題。
TOEIC対策は模試。正答率は、パート4が12/18、
パート1が10/10、パート2が7/10、パート7が19/20で、
パート5が19/20。リスニングパートがやや弱いが当日
までに調整できれば御の字だろう。
明日もがんばろう。
では。
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