内蔵DVD-ROMドライブが故障したPCを部品交換でアップグレードして。

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 1999年発売のFMV-DESKPOWER C2/507の
DVD-ROMドライブが故障してから約1年半が過ぎよう
としていた。メーカーのテクニカルサポートから交換
部品の在庫がないと言い渡され、その半年後サポート
を打ち切る旨のメールが配信された。

 BUFFALO、IO-DATAの対応情報によれば、
採用ドライブがソニーNECオプティアーク、パイオニア
製の場合動作報告がなく、パナソニック製の場合に
辛うじて動作報告がある現状だった。

 こういうケースでは、古いPCは時間が経てば
経つほど部品が生産完了になり、早めに手を打つ
必要があることを認識していただけるだろう。

 但し、パナソニック製のドライブにしてもXPのSP2
に対応したDVDドライブであり、殻付DVD対応である
ことからトレイの大きさが最後まで懸念材料のひとつ
だった。

 当方の使用状況はWindows98SEからWindowsXP
SP2にバージョンアップ済みの状態で、OSの問題を
クリアしていたことを鑑み、DVR-AM16CVでの
動作報告はなかったが、これなら行ける可能性が
あるかもしれない、うまくいかなければSR-8585-B
に互換するドライブを海外を含めて広く探して調達
すれば良いかとの漠然とした考えを抱いていた状況
だった。

 結論から言うと、FMV-DESKPOWER C2/507の
SR-8585-Bが故障した場合、OSがXPのSP2ならば
DVR-AM16CVのベゼルの蓋を取り外して、SR-8585-B
のベゼルの突起部をDVR-AM16CVのトレイの前部に
瞬間接着剤で張り付ける程度の作業を厭わなければ、
SR-8585-Bの代わりにDVR-AM16CVを使用することは
可能である。

 しかしOSがXPのSP2のためリカバリディスクを使用して
再度Windows98SEをインストールすることは避けた方が
良いだろう。

 実際動作を検証したのは、DVDブートでKNOPPIXが
起動するかとWindowsのデバイスマネージャーでDVD
ドライブに対するドライバが正常に動作しているかの
2点に単純化したものになったが、どちらも問題は
なかった。

 結果として、SR-8585-Bを使用していた頃は
DVD-ROMの読み込みのみ可能だったが、DVR-
AM16CVに交換したことにより、DVD-RW, DVD-
RAMの書き込みが可能になったことを確認し、
これは光学ドライブのアップグレードと言っても
良いだろうとの思いを抱いた。

 内蔵DVDドライブが故障したPCを修理する必要性に
かられた方にこの記事が参考例の1つとして役立つ
ことを祈るばかりである。

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2016・11・15 改訂
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このページは、Suzuki TakashiがMay 21, 2009 7:23 PMに書いた記事です。

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