BackTrack3の日本語入力に関し、パート2。

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SlackwareにSCIM+Anthyをインストールする認識で構わないだろうが、以下記憶を再現しながらのメモ書きになる。

前提条件としてKonquerorで日本語表示が可能であることと日本語ロケールが作成されていることを挙げるが、BackTrack3上の日本語表示について有益なサイトが現時点で複数あるため各自参考にされたいと考える次第。

http://slackpkg.org/からリンクを辿り、slackpkg-2.70.4-noarch-1.tgzをダウンロードする。その後、

# installpkg slackpkg-2.70.4-noarch-1.tgz

でインストール、slackpkgコマンドが使用可になっていることを確認する。以下、断りはないが時宜に応じ再ログインを含む再起動が必要な場合があることを付け加えておく。

slackpkgの設定が必要で/etc/slackpkg/配下にあるmirrorsファイルに
ftp://ftp.riken.jp/Linux/slackware/slackware-current/等、scim関連パッケージを含むサイトを追加する。具体的にはエディタで最後の行にミラーサイトの
アドレスを追加すれば良し。これは時期物のためリンク切れが生じる可能性があることを念頭に置かれたい。

また、slackpkg.confに関しては、エラーが気になるようであれば、CHECKGPG=on をCHECKGPG=off にすれば当面凌げるだろう。

ここからが本題。

# slackpkg update
# slackpkg upgrade gcc

にて関連ファイルをアップグレードしておかないとSCIMを起動する際にエラーメッセージが出る場合がある。

又、gtk+2-2.10.14-i486-1.tgz をhttp://www.filewatcher.com/b/ftp/
192.87.102.42/vol/2/metalab/distributions/ultima/ultimalinux-8.3/x86/l.0.0.html等からダウンロードし、

# slackpkg remove gtk+-1.2.10-i486-4.tgz
# installpkg gtk+2-2.10.14-i486-1.tgz

を行い、Firefox 等のGTK+が関連するパッケージが正常に動作することを確認する必要があったことを追記する。

# slackpkg install scim

上述のコマンドを入力すると、ここで以下の画像は
reinstallのケースのものだが、依存関係を満たすパッケージがインストールされる。

Picture1

TabキーにてOKとCancelの間を往復されたい。

# slackpkg install anthy

上述のコマンドを入力すると、ここで以下の画像はreinstallのケースのものだが、Anthyがインストールされる。

Picture2

次にSkimのインストール。http://www.scim-im.org/projects/skimから
リンクを辿り、例えば skim-1.4.5.tar.bz2 等をダウンロードする。

# tar jxvf skim-1.4.5.tar.bz2
# cd skim-1.4.5
# ./configure
# ./scons
# ./scons install

さらに.profileの設定。

export LC_ALL=ja_JP.utf8
export LANG=ja_JP.utf8
export MODIFIERS=@im=SCIM
export QT_IM_MODULE=xim
export GTK_IM_MODULE=scim
scim -d &
skim -d &

を加える。.profileがなければ、例えば root 配下に
新しく作り、上述のコマンドを書き込む。

最後に kasumi について。http://users.zenwalk.org/user-accounts/
tsuren/JP/kasumi-2.2-i486-48.1/等から、kasumi-2.2-i486-48.1.tgz 等を
ダウンロードし、

# installpkg kasumi-2.2-i486-48.1.tgz

再起動すれば、辞書編集機能が有効になっている
だろうが、詳細はSCIM入力メソッドの設定にて。

FirefoxとSCIMの共存については、

# slackpkg upgrade firefox

により2.0→3.0にすることでエラーを回避する
ことができたことを追記する。

以上、書き足りないことがある気がしてならないが長い文章は読む方も大変だろうと考えるのでここまでにする。

記事の読者の皆様がそれぞれの日本語入力環境を無事構築されることを願うばかりだが、やってみなければ分からないことは数多いだろう。

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2016・11・15 改訂
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このページは、Suzuki TakashiがSeptember 13, 2008 9:27 PMに書いた記事です。

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